cinderella シンデレラ | 日記 | 言葉は魔法

私は3/20から、茅ヶ崎のゆったりしたところでエステサロンを始めました。

今までの私は
ワガママで、自分が大好き。
人より自分が優れていたいと思いました。

今もきっと根本は変わらないかもしれない・・・。
やっぱり、勝ち負けなら　もちろん勝ちたいし。
欲しいものは手に入れたいし。

でも、いろんな人に助けられて生きてきた私。
実際はものすごくダメな奴で。ズルくて、せこいし、見栄っ張りでプライドが高かったり。人に優しい言葉すらかけれなかった。


いつも一人でなんでもやってきたと思っていた。

前職はエステティシャン。そこで、すごいいい人達にであった。
当時の店長であった人。

店長はカリスマだった。カウンセリングというか、人の心に入ってくる達人。この人と話をすると必ず皆、泣く。そして、心を改める。魔法使いのような人。

どこの会社にも入れなかった、だけど　何も聞かず、採用してくれた店長。
入社してしばらくして、私は聞いた「なんで会社辞めたのかとか聞かなかったんですか？」

店長はいいました。「あなたが聞いてほしくなさそうだったから」

「！！図星すぎる」
驚いた。ふつう面接では、なんで前の会社を辞めたのか？必ず聞かれる項目のはず。

そして、続けた。
「過去はいいの。これからが大事だから」と。

私は、未来を期待され入社させてもらえた。
こんなに、何もなくて「ただ、絶対にエステティシャンになりたい」
そう伝えた、その言葉だけを信じて。

私は、救われました。


雨びしょびしょな子ねこさんが、段ボールで泣いてる。
「かわいそうだね。」と思って家に持ち帰る私。
お母さんに「返してきなさい」と言われた日。

でも、私は返しに行かなかった。
「ぜったいいい子だもん、エサあげるもん」
こうして、子ねこはうちの家族になった。

その時の、猫の気持ちがわかる。

人ってやさしい。
認められるってウレシイ。

否定から入らず、相手を受け止めてあげる力がほしいもんですね。
私も　面接で辞めた理由を聞く日がくるのでしょうか・・・。

そして、彼女は私をたくさんほめた。
「あなたならできる」

私も言えるだろうか。まだ、何もできないスタッフに。

彼女は言った。
「あなたなら、私の大切なお客様を預けられる」
私は預けられるだろうか、いままで　大切にして来たお客様を。

相手を信じ　つなげて行くことは私にはまだできない気がします。


彼女は当時29歳。あと1年で私は彼女まだたどり着けるかな？
少なくとも近づけているようにしたいな。

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